M.Y. 18歳(12)

【SM体験調教 当日の記録 ~初めての緊縛~】

この段階での緊縛は、拘束されているという感覚や縄のざらざらした感触を知り、それを味わうことが目的で、苦痛を伴うようなものではない。まず、これから自分が縛られる縄に触らせて「縛られる」ことへの心の準備をさせる。最初の縛りとして後ろ手の小手縛りを選び、細めの麻縄を二重にして縛っていった。手首を後ろ手で固定し、そこから乳房を上下から挟むようにして胸に縄をまわして手首の縄とまとめて縛る。二本目の縄の一端を最初の縄に結び、肩から胸の前側の縄にくぐらせて再び後ろにまわして固定する。これで小手縛りの基本形ができるが、さらに脇の下から余った縄尻を差し入れて乳房の上下の縄を後ろ側に引き寄せる形に絞り込むと、乳房がぐっと張って縛りが強調される。

すでに乳首は立っているが、指で転がすようにするとさらに堅さを増し、周囲も盛り上がって M.Y. の興奮を伝えている。さらに胸を強調するように縄を整えて鏡の前に立たせ、生まれて初めて縛られた自分の姿をじっくりと見るように命令すると、うつむき加減の顔を少しあげてちらっと鏡を見て息を荒くしている。

「自分がどんな風になっているか言ってごらん」

「縛られています」

「どんなふうに縛られているの?」

「全裸で縛られています」

「それでどんな気持ちなの?」

「興奮します」

後ろ向きにさせて、背中側の縄も鏡で確認させる。そのまましばらく初めての縄姿をじっくりと観察してから、手を貸してベッドに向かわせた。

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